都立高校の推薦入試に合格したあとは、すぐに入学手続きへと移ることになります。在籍する中学校の校長からの推薦を受けての都立高校の受験では、願書を提出した高校が第一志望であり、合格した場合に必ずその高校に入学することが大前提となっており、合格後に他の高校を受験することは原則として一切許されません。もし、推薦入試を受けた都立高校から合格が通知されたら、在籍する中学校に合格したことを報告します。そして、指定の期間内に受験票を持って合格した高校へ行って入学手続きをはじめます。
最初に行うのは入学確約書と呼ばれる書類への記名押印で、これが完了すれば合格通知書と入学手続きに必要な書類一式が交付されます。高校によっては、この日に制服や体操着などの採寸も行うことがあります。次に重要な作業は、入学料の納付です。合格後高校へ訪れたときに受け取った書類の中に入学料の納入通知書があるので、それと現金を持って最寄りの金融機関や郵便局の窓口で支払います。
払い込める期間は、合格発表日の翌日からの5日間しかないので、すみやかに支払いましょう。無事に入学料の払い込みが終わったら、高校から指定された日までに必要事項を記入した書類を提出します。たくさんの種類があるので作業はとても大変ですが、重要なものばかりなのできちんと作成しましょう。もし、記入方法などでわからないことがある場合は、合格した高校に問い合わせたり、直接行って尋ねれば教えてくれます。